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歌手・マドンナさんがリオデジャネイロで公演 過去最大の観客が熱狂

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    在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

    マドンナコンサートが開かれた日はちょうど出張中でリオにいませんでしたが、コンサートの2週間ほど前からコパカバーナビーチには巨大な仮設舞台が建設され、1週間前にはMadonna in RioというエコバッグやTシャツが路上で販売されるようになるなど、リオにしては珍しく準備周到なビッグイベントでした。

    元々リオのビーチ、特に世界的にも有名でボサノヴァの歌の名前にもなっているコパカバーナビーチは、総距離4kmほどの海岸ですが、1970年代にきめの細かい白砂を他の場所から持ってきて人口的に海岸の奥行きを増やしたことで生まれた巨大なパブリックスペースでもあります。岩山と街が入り組んでできたリオの街並みではこうした公共空間を確保するのが難しいことから、コパカバーナ海岸はアーティストのコンサートやビーチバレーやビーチサッカーの世界大会、最近ではNetflix主催でワンピースのゴーイング・メリー号が展示されるなど、様々なイベントで使われています。特に夏場の12月、1月などは大物アーティストが無料でコンサートをやることが多く、その度にリオの街はカオスとなります^ ^。

    今回のマドンナコンサートは今までのコンサートとは桁違いの160万人がコパカバーナビーチを埋めつくしたとのことで、そのカオスっぷりは相当だったと思いますが、現地に行った友人たちが投稿したインスタを見ている限りそこまで大混乱もなかったようで、さすがイベント開催慣れしたリオだなぁと感服しています。

    最後に気になる今回のマドンナコンサートにかかったコストですが、総額で6000万レアル(約18億2千万円)で、そのうちマドンナのギャラが1700万レアル(約5億1500万円)だったようです。メインスポンサーはブラジル最大のItau銀行ですが、リオ州とリオ市からもそれぞれ1000万レアル(約3億円)の支援があったようです。

    個人的にはリオに住む一住民として、行政として他にもっと設備投資することがあるんでないの?と思ってしまいますが、一方カリオカ(リオ出身の人々)のお祭りにかける執念や情熱に脱帽です。こういうところがカリオカの文化でもあり、新しいカルチャーが生まれていくんだろうなぁと思わせてくれたビッグイベントでした。


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