ビジネスで勝者になるには。不安に先回りして顧客を育成せよ
NewsPicks +d編集部
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9年連続で受験者数が増加。首都圏では5万人以上が受験する「中学受験」ですが、これはお金をかけたものが圧倒的有利な課金ゲームだと言われます。
確かに、そうした側面はあると思います。受験するのは小学生。自分で受験対策の戦略や戦術を構築するのは、まず難しい。両親がつききりで指導できるのであればいいですが、そうした環境はごく限られることでしょう。
そこで受験塾のニーズが高まるわけですが、小学校6年生となると、年間100万円以上の学費がかかるケースも出てくる。さらに「塾の指導をフォローするための塾」まであるとなると、正直、加熱気味ではないかと思うところもあります。
しかし「試験」は人の生涯についてまわるもの。「試される機会」が一生続くのであれば、どうせなら早いうちから経験して、有利に人生というゲームを戦わせてあげたい。そう考える気持ちもよくわかります。
「二月の勝者」は、そんな中学受験の世界を、驚くほどリアルに描く作品です。自分も講師の経験がありますが、生徒たちを見守る先生の目線が、リアルだなあと感じます。