2024/4/21

【超速レポ】世界最強フェスで「日本音楽」が突き抜けた

フリーランス ジャーナリスト
この記事は、日本にいると逆に見えてこない、日本のポップカルチャーの世界でのポテンシャルをお伝えする連載「Japan Rising」の最新回です。
INDEX
  • 日本人アーティストが8組も
  • 「アニメ×タトゥー」の謎フェスも
  • 世界的関心の「最前線」にいる2人
  • ミクにメシ、服まで…日本エンタメ席巻
  • ロックにラップ、アイドルも…
  • 「クソ良かった」。一番絶賛のアクトは?

日本人アーティストが8組も

ちょうど現在開催中の野外音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival(通称:コーチェラ)」は、日本の音楽界にとって、画期的なイベントとなった。
コーチェラといえば、1999年から毎年カリフォルニア州インディオで開催され、この種のイベントとしては世界で最も人気ともいっていい祭典だ。
まず今年1月、このイベントのラインナップが発表されたとき、目に留まったのは3組もの日本人アーティストが名を連ねていたことだった。
その後、(主にアジアのアーティストをフィーチャーする)音楽企業88Risingが日曜午後のショーケースに2組を正式に追加した。最終的には、88risingが持つ約1時間のパフォーマンスの中で、さらに5人の日本人パフォーマーがステージに立つことになった。
これは、日本の音楽産業が世界的なスポットライトを浴びる大きな瞬間だった。
しかし、それと同じくらい注目したことがある。