マンダム、パッケージデザインに生成AI 1週間で40案 - 日本経済新聞
日本経済新聞
4Picks
コメント
選択しているユーザー
商品パッケージデザインは、生成AIとの相性の良い分野の一つです。とくに廉価なコモディティ商品群は、回転が早いことからスピーディーなデザイン考案が求められるため、より生成AIの効力が発揮されやすいのだと思います。
またこのマンダムの事例の「1週間で40案」という数字がリアルでいいですね。生成させるだけであれば数百でもできると思いますが、”色みなどを示す単語を入力するなどし、画像生成を何度も繰り返した”とある様に、売れるデザインであるためには、AIと人との協働がやはり欠かせず、それくらいの数がやはり限度なのだと思い知らされます。
「たくさん生成させる」ということと「良いものを生成させる」ということの間にはまだまだ大きな開きがあるのが現状のAI技術で、ビジネス価値を発揮するためには人の感性が欠かせないことに気付かされます。
※本筋と全く関係ないですが、「依頼から入稿まで3カ月ほどあるのが通常のスケジュール。しかし、今回は約1カ月半しか確保できなかった」という事態になっていることは根本的な話として、ちょっといただけない気がしています。。下請けの立場的にはかなりきついのでは。。