キーワードは”人”。日本の老舗機械メーカー、コマツがウイリアムズF1と大型契約を結んだワケとは? 今後の展開を訊く(motorsport.com 日本版)
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注目のコメント
パートナー契約を結んだ企業と技術面での交流ができるのはF1の強みかもしれませんね。
機械、エンジニアリング技術、データサイエンス、材料科学など様々な領域での交流は他競技ではなかなか難しいところだと思います。
他にもSTEM (科学・テクノロジー・エンジニアリング・数学)分野でプログラムを開催し、将来的には技術提携の可能性も…という内容はスポーツスポンサーシップではなく、一般的な企業同士の提携話に聞こえてきます。
毎日スポーツビジネス関連の記事を見ている私ですが、F1関連のニュースは多いなーと感じていました。
もしかしたらこういった広告効果に限らないメリットが得られる点も人気の1つなのかもしれませんね。
ちなみに記事に掲載されているコマツのグローバルブランドトランスフォーメーション副代表 トッド・コノリー氏のコメントを紐解くと、今回のパートナーシップ契約までの思考プロセスはこんな流れのようです。
・目的の設定 (将来を見据え、コマツで働きたいと思う次世代の人々を増やす)
↓
・世界中の様々なスポーツカテゴリーの中から、ベストな選択肢はどれかを検討
↓
・F1に絞った後、自分達と似た価値観を持ち、長期に渡って組むことができるチームを検討
目的の設定から組み先を絞り込んでいくところまで、理想的な流れのように思えます。
このプロセスでしっかりと検討できていれば、現場レベルでも「なんでこれをやっているんだっけ…?」と迷走せず、効果的なアクティベーション策を打ち出していくことができそうです。
シンプルでわかりやすい検討プロセスなので、これからスポーツスポンサーシップを検討する企業にとっても参考になる事例なのではないでしょうか!