「もう1店舗できるくらいの金額」キャッシュレス普及で増える“手数料” 利益圧迫に中小飲食店がため息
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結局、中小飲食店にとって、キャッシュレス決済を導入したら、より利益が上がるか?上がらないか?ということに集約されると思います。
決済手数料分よりキャッシュレス決済を導入したプラス面が上回れば導入となるはずです。
一般的に個人経営小規模飲食店などですでに繁盛していれば、導入してもしお客様が増えてもキャパオーバーでお店に入れることができません。結局決済手数料分だけマイナスになります。原材料費が上がり、光熱水費が上がり、人件費が上がり、経費削減が必須の状況で、決済手数料をどうするか?
ここを勘案するのはある意味当たり前です。加えて遅れて入金となるキャッシュフローの問題もあります。
仕入れがほぼ現金支払いが現状なので、これも重要な要素です。
原材料費や光熱水費が上がる分は添加するべきといいながら、決済手数料分は添加してはダメという謎ルールを変えない限り、または決済手数料そのものを引き下げることをしない限り、つまり根本的要因を変えないかぎり、特に個人小規模飲食店大きくは変わらないと思います。やはり、10%弱の利益から約3%持っていかれるのはどう考えでも中小飲食店、個人経営飲食店には大きいですから。
よく、現金管理の手間がなくなるから、という意見もみますが、完全キャッシュレス化しない限り、現金管理と、キャッシュレス決済管理両方を見ることになり、逆に手間は増えます。
飲食店経営者も色々な状況を勘案して戦略を練っているので、キャッシュレス化は便利なはず、なぜしないのか?で一律にくくらないで欲しいのが正直な所です。
注目のコメント
手数料はVISA/Master系で2.8%・JCB系で3.24%・PayPayで1.98%が中小企業で多い数字。昨今はキャッシュレス比率が高まり、支払手数料が上がっている感じですね。ここも見据えての売価設定と、もう一段階手数料減の機運が高まればと思います。
キャッシュレス化する側もビジネスをしているので、費用がかかるのは当然ですが、乱立している手段の中で、コスト以外の差別化があるとよいですよね。
例えば、
店側には
・売上推移の可視化(さすがにあるか)
・売上金額の合計をブレイクダウンする情報
・天候気候や性別と、売上の関連性
・他店舗を横断した嗜好性
・リピート率
・上記を利用した、売上を向上させるアドバイス
個人を特定できないように集計すれば提供できるはずだし、店は個人ごとの情報はいらない。
客側には
・家計簿のような機能
・同年代他者との比較