2024/4/11

【便利】Metaの「スマートグラス」を使い倒してみた

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NewsPicksでは平日の毎日、世界のトレンドの背景を追う連載シリーズを開始しています。木曜日は「The Next Big Thing(次のテクノロジー)」です。
INDEX
  • 👓Meta版スマートグラスもすごい
  • ① ペットの犬は正しく認識
  • ② 動物園での識別はイマイチ
  • ③ 買い物もスマートにこなせる
  • ④ 建物や絵画を識別する
  • ⑤ 翻訳もお手のもの
  • ✅結論

👓Meta版スマートグラスもすごい

ハイテク産業からますます目が離せなくなっている。
そんな中、Metaはカメラ内蔵メガネ「Ray-Ban Metaスマートグラス」の大型アップデートを近日リリースする予定だ。
(写真:Aaron Wojack/The New York Times)
これによりSF映画でしか見られないようなガジェットがお目見えする。
新製品にはAIが搭載されており、ユーザーが実際に見ている世界をAIが捉え、情報提供をしてくれるようになる。まるで映画に登場するAIアシスタントのようだ。
現在スマートグラスのフレームは300ドルから、レンズは17ドルからと様々な種類があるが、写真・動画の撮影や、音楽を聴くために使われることがほとんどだった。
しかし、新しいAIソフトウェアを使えば、有名なランドマークを認識したり、看板を翻訳したり、動物の品種や珍しい果物などを識別したりできるようになる。
AIソフトの使用方法としては、「Hey Meta」と呼びかけ、その後に「これはどんな犬か教えて」といったプロンプトを続ければよい。
するとAIは、メガネの小さなスピーカーからコンピューター生成の声で応答してくれる。
NYT記者のブライアン・X・チェンと、マイク・アイザックは、この斬新なAIソフトウェアの話を聞いたとき、ぜひ試してみたくなった。
そしてMetaからこの新製品をいち早く手にする機会を与えてもらい、この数週間、新技術を試してみた。
(Aaron Wojack/The New York Times)