自販機業界のDXを実現するサービス「Vendy」。AIが需要予測など自販機オペレーションを最適化 - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
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「まずは、現場での課題を把握するため、実地調査を行いました。飲料メーカーや自販機オペレーターなど複数社に協力をいただき、『オペレーター』と呼ばれる、自販機に商品を補充したりする現場作業員のトラックに同乗させてもらい、1日の業務に一緒について回りながら課題の洗い出しを行いました」
注目のコメント
ここ数十年、変わらぬ姿で連綿と続く自販機オペレーション事業。そんな業界にもここ数年の間にDXの波が訪れ、自販機オンライン検量を始めとした技術革新が大手を中心に始まっています。そんな流れの中、ある意味悲願であった訪問計画の最適化にソフトバンクさんがAIで切り込んだ「Vendy」がサービス提供されました。
販売データや契約条件、巡回コスト算出などからAIが予測分析した結果をもとに巡回計画や棚割など、今までベテランがKKD(経験・勘・度胸)でやっていた領域を自動化。若手オペレータでも一定の成果が上げられるような仕組みを提供しているとのことです。
もちろんこうした自動化への取り組みは大手飲料メーカーさんは行っており、特にコカ・コーラさんは10年以上前から取り組んできた課題であるためそう簡単に解決するわけではないと思いますが、ここ最近のAIの進化とコンピュータリソースのクラウド化による柔軟性向上により加速度的に進化する可能性があることは付け加えるべきことだと思います。
ちなみに最初の提供先はキリンビバレッジさん。約10万台の自販機を抱える大手オペレータさんですが、成果がどう生まれてくるかが要注目です!
なお余談ですが、訪問計画システムについて触れた動画も提供しています。3年前の動画であり少し古いものではありますが、本質的なものは変わらないのでもしご興味があればどうぞ!
■#25【無人コンビニ研究所】ゆっくり動画で学ぶ無人販売ビジネス~訪問計画システムとは
https://www.youtube.com/watch?v=7qAyVSbik6k