「過剰コンプラ」で消えゆくディズニーアニメの魔法 過去の栄光を取り戻せるか?
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ディズニーはピクサーの制作手法を取り入れることで集団制作体制になり絵コンテの段階から徹底的に議論して作り込む体制になった。これはCGアニメ主体になったことの影響も大きい。一度作ると作り直しが大変なのでできるだけ作り直さないようにStoryboardの段階で作り込む。
https://gigazine.net/news/20220210-disney-animation-filmmaking-process/
アナ雪などはまさにこうした体制で作られている。
が、近作では作り込む中で、様々なことを気にしすぎてるのは間違いないのだろう。
セクハラにより2017に休職し2019年に退職したジョン・ラセターの影響もあるだろう。(ちなみに氏は別のスタジオで製作総指揮などを現在は手掛けている)
あと、ディズニーは過去にも続編連発をして相当不況に陥ったことがあった。それを救ったのはピクサーだったわけだが…『トイ・ストーリー』、『ズートピア』、『アナ雪』、『モアナ』など人気作の続編は続くのでまだディズニー的には焦りはないと思いますが、やはり次の新しいキャラクターを生み出したいところですね。
チーフ・ダイバーシティ・オフィサーも去年退任してしまいましたし、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)への対応が社として遅れをとってしまったのかなと思います。作品として多様性意識しすぎてみんなに気を遣い過ぎて面白くなっている印象。もっと世代や性別を超えて理屈は抜きに楽しめる、そんな不朽の作品を作って欲しいなと期待しています。