MLBが大谷翔平と水原一平氏の疑惑を調査開始 プレスリリースで表明「正式な調査手続きを開始しました」違法賭博で多額の送金
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この件に関しては昨年からFBI(米連邦捜査局)が捜査しています。この違法賭博の焦点は水原一平氏ではなく胴元への捜査がメインで動いていたところ、大谷翔平選手の銀行口座からの送金が発覚しました。この記事からMLBがこの件での調査を開始したとありますが、FBIからの捜査要請や活動内容はレベルが違うかと思います。FBIからは生々しい内容が報告されるはずです。
注目のコメント
まず、アメリカでは(少なくとも私の周りでは)この水原さんの賭博容疑は全く話題になっていません。
次に、アメリカでは1万ドル以上の送金をする場合はマネーロンダリングの規則で送金を書類化する必要があります。その時に本人確認が必要なので、その送金は大谷さんが自分でやったか、水原さんがその口座のシグナトリー(サインをできる権限を持っている人)になってないと無理だと思います。
Xで見た分析によると、お金を盗まれた(窃盗罪)とするのが大谷さんにも水原さんにも1番影響が少ないそうです。インタビューでは大谷さんの優しさを全面に出したかったけれど、その後に弁護士と相談して盗まれたと発言を翻した、という解釈が1番しっくりきます。
そして実は大谷さんが賭博をしていて水原さんが罪を被ったというのは可能性としてとても低いと思います。大谷さんはその辺のルールはよく把握していると思いますし、その上でやるなら自分の口座から送金はしないでしょう。
以上の事を考えると、1番可能性として高いと私が思うのは
①水原さんは賭博依存症
②水原さんは大谷さんの口座に正式なアクセス(シグナトリー)権限があった
③大谷さんはお金に無頓着で周りに任せきりだった
④水原さんは「俺は大谷の金にアクセスできる」と言って胴元から信用を得た
④違法賭博胴元の捜査で大谷さんの口座からの送金が履歴にあり、水原さんの使い込みが発覚した
⑤大谷さんは発覚した時点で水原さんを許したので水原さんはインタビューで大谷さんが借金を肩代わりしてくれたと言った
この場合、大谷さんに出場停止などの処分がくだる事はないと私は思います。そう願ってます。今回、2つの疑惑があると理解しています。
アメリカは連邦制でありカリフォルニア州ではスポーツ賭博を現時点で法律で禁止していることに対して水原氏が違法行為をしたことに関する容疑と、MLBのルール(→野球を対象にしたスポーツ賭博は禁止)に対する違反行為があったかどうか。
それとは別に、そもそもこのスポーツ賭博の事業者に対する捜査は昨年から行われていたとのことですが、その全容はまだよく分からないです。
こんな感じで、かなり複雑ですが、スポーツ紙も最低限のマナーは考えたらどうかと…
記事のタイトルで大谷選手をフルネームで呼び捨ては不適切です。
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MLBが大谷翔平と水原一平氏の疑惑を調査開始