中国当局がPwCを調査、中国恒大の粉飾決算巡り=BBG
AI要約
- 1中国恒大集団の粉飾決算を巡る問題で、中国当局が監査法人を務めていたPwCを調査中
- 2中国恒大に42億元の罰金、許家印会長に4700万元の罰金が科された
- 3PwCは中国恒大との会計監査に関する問題で昨年初めに監査役を辞退した
コメント
注目のコメント
中国の監査法人は以前から問題視されており、世界的監査法人であっても中国支社は企業のいいなりになってちゃんと監査してないのでは……との疑惑が。このからみもあって、米市場からすべての中国企業株式が排除される問題も取り沙汰されました。最終的に香港で米当局関係者が元データをチェックする形で排除は中止されましたが、この恒大の巨額粉飾決済は「中国の監査法人ってどうなってるん?」を再燃させるものとなるでしょう。
米中対立の飛び火と見て良いと思います。監査だけならまだしも、コンサルとして粉飾を指導したとなると、次元が違ってきます。
主力部門である恒大不動産に関して、2019年の売上高の半分、さらにその翌年の2020年は全体の78.5%の売上が水増しされていた、というので、監査がほとんど機能していなかったのでは、と疑われても仕方ないですね。