【イスラーム×日本】AIと共に探るアート
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こんにちは!今回の記事を担当いたしました、第5期Student Pickerの建寛人(たてひろと)です。
「イスラーム×日本」芸術という、あまり馴染みのない領域で、AIが活躍していて、これは面白い!と思い記事にしました。
山本先生(とHUNTER×HUNTERのジン)の、道中を楽しめ、というメッセージは、個人的に非常に刺さりました。
一方で、AIは、単純作業の代替など、いわば「効率」の領域で使われるのがほとんどで、その中には、そもそも楽しめる道中がないものも多いと思います。
だからこそ「効率」の外側に人間の真価があり、その認識をもとに生き方や規制等の枠組みを模索していくべきなのではないでしょうか。
記事本文にも書いた通り、本記事は、トルコのマルマラ大学で、地域研究をされている山本直輝先生へのインタビューをもとに執筆しました!インタビューへのご協力、誠に感謝いたします。
先生は、ご自身のInstagram(@japaneseislamicateart)で、数々の素晴らしい作品を公開しているので、ぜひご覧になってください!目的に対して遠回りすることを楽しむ感覚は東洋独特の感覚であり、近年それが見直されてきているような気がしています。
便益の最大化や物事の合理化を目指す考えは、ヨーロッパで発達した哲学や自然科学、アメリカ生まれの経済学に共通すると思っています。AIもそこから多く学んでいるので、そう言った考えが(使用感として)根底にある気がします。
理路整然とした型の中の言葉で仏教のような精神性を教えてくれるみたいな感じです。
しかし、そう言った精神性はプロセスの中から帰納的に得られることもあります。
日本の文化を重んじる人間が描いた漫画や、イスラームの文化は合理的なプロセスの外側にあるかもしれないことを実感させてもらえる記事でした。「道中を楽しむ」大事なスタンスですね。
普段電車で通学しているところを歩いてみたら気分転換になったり、なんだか良い感じのパン屋が見つかったり。効率化されている行動をあえてちょっと崩してみるとそれまで気づかなかった良いことがあったりしますよね。
別に毎日徒歩で通学する必要はないですが、「めんどくさいって思ってたけど、道中も案外楽しいことあるな~」って思えるマインド。非効率=正解の極論ではなく、非効率=面白いことがある(かも)と捉える緩やかさが大切なのかも知れません。