トヨタ、品川駅前に東京本社移転へ-事業費2400億円の京急のビル
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当初は2027年から2028年と言われてましたから、いくらか遅れ気味ということでしょうか。ホンダも軌を一にして青山の本社再開発を発表しています。こちらは2030年度竣工とされています。
ところで1982年の竣工以来、自工と自販の合併の象徴となってきた水道橋の「東京本社」ビルです。トヨタ自動車が飛躍するキッカケともなりました。
工販合併と言えば豊田英二元社長ですし、奥田碩元社長がトヨタ自動車を名実ともに日本を代表する企業に育て上げたことは、自動車業界人なら誰でも知ることです。彼ら名経営者がトヨタを采配したビルです。
現在は数フロアを日本サッカー協会にテナント貸ししています。「東京本社」の呼称は無くなりました。東京本社機能の一部は日比谷の三井系ビルにあると言われています。私は行ったことがありません。
品川に移転後は、再び「東京本社」となるようですね。これ以上はやめておきます。
注目のコメント
品川駅の裏に広がる天王洲と芝浦運河。ここをものづくりのスタートアップ/イノベーション特区にするという「芝浦臨海構想(東京B-Line)」にとってトヨタの本社移転はより説得力が増しそうです。
この倉庫街にはNTTやSONYといった大企業から海洋大や東工大といった研究機関があり、そこと連携しながら、この独特な環境下で倉庫街をスタートアップのものづくり工場に変えていければ、非常に面白いカルチャーを計せしていくことができると思います。
再開発で出来た綺麗な高層ビルに、オシャレなインキュベーションオフィスができるのもいいですが、ものづくり系にとっては、こう言った地べたでの焦げ臭い匂いが水平に広がっている方が、ワクワクする人を多く巻き込めるかと思います。