【長谷川滋利】元メジャー投手が見る「大谷翔平とお金」の話
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この件、このタイミングで長谷川滋利さんに目をつけたのがすごいなと。
ブルーウェーブファンだったので、長谷川さんが（選手としては珍しく）金融リテラシーが高いことは知っていましたが、引退して長らく経つので存在自体を忘れていました。
そしてスポーツ選手でもそうなんだから、経営者でないとはいえ個人事業主なんだから自分ももう少しリテラシー上げねばなと反省。
注目のコメント
このタイミングで「レジェンド」に取材できました。水原一平氏解雇のニュースが話題となっています。
本質的な問題解決・再発防止のために、リーグや球団もコミットして、選手任せにしない仕組みも作っていかないといけないと感じます。
対策はいろいろ考えられそうですが、選手に任せると誰が信頼できるかできないかからも含めて、仕組みづくりは大変です。アメリカの社会はダイナミックで流動性が激しいのが特徴です。企業では人事異動から、ヘッドハンティングなどで転職が多く、プロスポーツ界でも移籍は頻繁に起きます。そしてお金に対して非常にシビアです。日本も徐々に変わってきてはいますが、日本企業の内部留保から家計貯金のマインドセットは強いかと思います。それに比較して、アメリカ人は主張が強く、より自身が輝ける職場や、チームを求める傾向があります。それに伴い、アスリートはフィールド以外の事業や投資に興味が高いのが特徴かと思います。
大谷翔平に限らずですが、スポーツの第一人者的な存在になる人は、マネジメント会社を作るべきですね。自身はＣＥＯとして経営理念や会社の方向性を考えることに専念し、それ以外はプレイすることに注力する。スポンサー含めた様々な契約や資金管理については、特定の人に依存することなく複数人の専門家を雇い（もしくは外部委託し）、会社として運営する。そうしないと騙されちゃいますね。
