「核のごみ」世界初の最終処分場、年内着工へ フィンランドで
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日本やフランスは「再処理をしてプルトニウムなどを再び燃料として取り出し、残る高レベル放射性廃棄物をごみとして処分する」方式。一方、アメリカやフィンランドは処理をせずにそのまま埋める方式。いずれにせよ、最終的には大変危険な処理を迫られる。
各国で埋立地の議論がずーっとなされてはいるものの、一向に進まない。そりゃそうだ。NIMBY(Not In My Backyard)問題の極致だもん。米軍基地とか原子力発電所とかの比じゃない。まぁ、最後は埋め立て予定地にハンパじゃない額の税金をバラまいて、危険性と引き換えにラグジュアリーな生活を提供するしかないのだろうけど。
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◼︎「核のごみ」最終処分場の候補地選定、各国で難航
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H5W_Q5A520C1FF1000/詳しくはわかりませんが、10万年間は安全でコストも見合うということを住民も含めて納得したということでしょう。日本では10万年間安全でコストも見合うという説明に納得できるのか、原発賛成派の評論家や住民でもあやしいのでしょうね。技術開発等先のことはわからないという曖昧な中での現状の雰囲気だけで進んでいますから、日米開戦を決意した状況と似ていると思われます。
僕は、危険だからという理由ではなく、たかだか数十年スパンの経済性を優先させ、10万年後の子孫にまでゴミの後始末をさせる合理的な説明ができないので、30年前から原発には反対だ。六ヶ所村や幌延町での反対運動にも参加したこともあるが、この戦略は完全に失敗だった。再処理や最終処分の見通しが立たなくても原発は止まらず、トイレのないマンションが増えるばかりだった。
原発が止められないのであれば、安全保障の面からも、再処理や最終処理は、ちゃんと国内で完結させるべきだ。すでに大量の高レベル廃棄物も蓄積されている。地層処分の技術開発、施設の建設を日本もきちんと勧めるべきだ。