年金財政には賦課方式と積立方式があるが、賦課方式の比率が大きくなればなるほど、現役世代から退職世代への直接送金に近い形になっていく。そういう社会が高齢化した場合、年金政策に限って言えば、一人一票の民主主義が機能するのかは非常に微妙となる。なぜなら、受給者の数が保険料を支払う人よりも大きな力を持つこととなるからだ。
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