組織を「丸ごと」アジャイルに。仮説検証はこう回せ
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組織で丸ごと、アジャイルな働き方を導入する。そう聞いて、その働き方を明瞭にイメージできる人、どれくらいいらっしゃるでしょう?正直私も、あまりイメージを掴めていませんでした。
そんな「組織ごとアジャイル」を実践するのが、誰もが知る住宅設備メーカーのLIXIL。まさに実戦真っ最中のBtoCマーケティング部門での、アジャイルな働き方について、詳しく伺いました!
お聞きしてみると、そのオーガナイズされた働き方に圧倒されてしまいました...。Scrum@Scaleという組織運営モデルが採用されており、アジャイル組織の実践で起こるであろう問題を先回りして防ぐような仕組みなんです。顧客の方を向いて、本質的な仕事を迅速にこなすみなさんの仕事ぶりは、素直にかっこいいなと感じてしまいました。ぜひご覧ください!
注目のコメント
アジャイルが機能する最低限の要件は、自立型人材(人的資本経営)がいることだ。
自立型人材を阻害する3要件は下記だ。
①「何が正解か」がわからない。
(だから、その判断軸となるパーパス経営が広がっている。パーパス経営を進めていないということは、思考することは求められず、ミスしないで決められた仕事だけやってくれればいいと経営層が思っている場合だ)
②「正解への辿りつき方」がわからない
バリューチェーンや組織図が頭に入ってないと、誰にどう相談したらいいか、わからない場合が多い。(ジョブローテの少ないスペシャリストを育成する事業会社や縦割り組織の強い企業の場合、40代半ばくらいまで全体像を見る機会はない印象だ)
③構造化はできるが「意思決定」できない
パターン別に論理的に洗い出すことはできるビジネスパーソンならおちゃのこさいさいだと思うが、アジャイルは常に手を動かしながら考えることが求められるため、迅速に意思決定が必要だ。だが、意思決定することは意外に難しい。勇気の問題もあるかもしれない。取材同席しました。2021年からマーケティング部門に導入とのことで、早い段階からScrumを導入して進めていることに、そもそも、一番の驚きました!
組織全体が目指すゴールと達成するためのアクションがクリアになっていて、働くのが楽しそうな、インタビューでした。
柔軟に、主体的に、そしてスピーディーに意思決定できる、風通しの良さ!羨ましい気持ちでいっぱいでした。