【超高収益】富士フイルムの「チェキ」が若者の心を掴む理由
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次のファクトも一緒に理解しながら読むといいですね。これが現実で、供給側が作り上げたものではなく、こういったところの需要が積み重なったものなんですよね。
富士フイルムによると現在100か国以上の国で販売されており、売り上げの9割ほどが海外。
「チェキ」は日本の地下アイドルの大切な収入源にもなっていて、東京都内の地下アイドルだけで1,000組、日本全体だともっと多く、月に何10本とライブを行っている。その都度、「チェキ」は販売され、多い日には1組300枚以上を売る。機材とフィルム確保が一時期困難になったくらいの必須アイテム。
富士フィルムは2025年3月期にインスタントカメラ「チェキ」事業の売上高を23年3月期比約15%増の1500億にする目標。「チェキ」事業は同社にとって、もっとも利益率の高い事業になっている。
注目のコメント
チェキの人気は知っていましたが、売上高が3兆円近い富士フイルムホールディングスの収益を支える事業になっているとは知りませんでした。しかも、写真フィルムは消滅危機に直面した事業です。どうやって危機を乗り越え、高収益事業になったのか知りたくなり、取材をしました。
アナログのインスタントカメラからはじまり、近年はデジタル機能を搭載した「コミュニケーションツール」として成長を続けています。最新機種は、チェキの象徴だったプリンターを取ってしまい、「目玉おやじ」のようなかわいらしいフォルムの小型カメラに進化しています。チェキの課題だった「大きさ」を克服し、新しい写真の楽しみ方を提案する製品です。
これまで消費者向けの商品として成長してきたINSTAXですが、今後はQR機能を活用した店舗の販促やスポーツチームとファンの交流など、事業者向けの展開も進めていきます。
チェキ再生物語には、強いブランドづくりのヒントがたくさんあると感じました。若者ではないですが、チェキいいですよね。instax mini 90 ネオクラシック ブラック使ってます。
フィルムなのですが、撮影モードも複数あり、昔使っていたチェキとは段違いで良い写真が撮れるようになっています。利用頻度が高いわけではないのですが、旅行や友人と会う際に重宝します。「便利さのなかにある不便さ」という言葉がキーワードですね。
デジタルネイティブ世代は日常のあらゆるものが情報化され、形に残らないモノが日常にあふれているからこそ、"質感"のある経験や"手触り感"のあるアイテムを求めている傾向が強い気がします。