スターバックス、中国で「ポーク風味のラテ」を発売
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中国のカフェ市場はかなり熾烈かつ日本とは異なる競争が展開されているそうです。
Starbacksはそのコンセプトとして「サードプレイス」を掲げ、家や職場などに次ぐリラックスできる場所として認知されることをブランドの目的として据えています。
そのため、日本を含む多くの国では、コーヒーの香りや内装、外観などより居心地の良さを追及した戦略を展開しています。
ですが一方の中国市場は、競争領域がさらに異なる方へと進んでいて、提供される飲み物の見た目や面白さ、異質性といったオリジナリティが求められる傾向が強くなっているとのことです。
そうした競争環境を背景に、Starbacksにとっては、消費力のある中国市場を獲得するために、ある意味で戦略的な施策として、こうしたかなり尖った商品を導入したものと想像しています。
ただ、それはあくまで中国市場をターゲットにした施策に留まるべきであって、こうしてそれ以外の国でニュースになりSNSで拡散されてしまうことは、世界的に見ればブランドイメージに大きなマイナスをもたらすのではないでしょうか。
そのマイナスを見込んだ上なのか、覚悟の上で中国市場を優先すべきマーケットとして捉えているのかは、見えないところです。風味に関して文章で丁寧に書いてあるにも関わらず全く味の想像がつきません。
しかも一杯1400円という、日本ではホテルの価格に同じスターバックスでも全く違うスターバックスという事が垣間見える記事でした。