今後の株価、成長と分配の好循環の実行が大事=経団連会長
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注目のコメント
分配を高めて個人消費を立て直すことで2四半期連続のGDPマイナス成長を止める必要があると思います。
ここ数年は実質賃金がマイナスの期間が多いため春闘が注目されており、1月開催の経団連労使フォーラムでも生産性向上とセットでの賃上げが出ていました。
https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2024/0215_04.html
ただし春闘のカバー率は20%にも届いていなかったはずなので、ここで大幅な賃上げがあっても中小企業まで含めた分配が実現されるのかは不明です。とにもかくにも、実質賃金を前年比プラスにしたいですね。
このためには、中小企業や非正規雇用も含めて大幅な賃上げが必要です。
経団連のリーダーシップによって、大手企業の仕入れ先である中小企業からの調達代金に、仕入れ先の賃上げコストの転嫁分を上乗せするような働きかけをしてほしいです。大手企業がその調達先企業に対して「賃上げ費用の分は高く買うから賃上げせよ。さもないと賃上げをしている他社から仕入れるぞ」と気合いを入れるくらいのことは、下請法を所管する経産省も、公取委も、認めてくれるのではないでしょうか。