ベゾス氏やエヌビディア、ヒト型ロボットのフィギュアAIに出資
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私の理解では、最近人気を集めるヒューマノイドの中で、Figureは「歩くときの体の使い方」を研究しており、それにより外界の状況が変化しても問題なく歩けるようにするということで、AIといっても「思考」よりも「体をコントロールする頭脳」というタイプかと想像しています。
用途を絞ってその代わりシンプルでおそらく安価なAgilityなどの方が、倉庫での実用にすぐなってより短期に利益には直結しそう。Figureは長期にわたる研究プロジェクトといった感じで、記事に出ている投資家のリストもそういった人たちに該当しそうに思います。要するに、すぐには儲からないけど別にいいや、ということかな、と。
注目のコメント
人型ロボットは実用性もさることながら、人類の夢なんですよね。人型にすると、技術的にも受容性からもハードルが上がると分かっていても、作りたい衝動を抑えられないように思えます。でもその気持ちが技術進化の原動力だったりします。
ただ、大規模AIモデルが言語と画像で成功を収め、汎用AIへの第一歩を踏み出しました。次の一つが、大規模ロボット制御AIモデルであると、多くの研究者が考えているでしょう。だから巨額投資が集まるのは頷けます。結局人間の住環境も人間の使う道具も全部人間に最適化されているので、人型のロボットは将来に渡って人間をサポートしやすいであろうと見通せます。
人型であれば大抵のドアを開けて大抵の通路を辿り、新発売されたドライバーでネジを閉めたり開けたりできます。これまでの「インターフェースとしての人型」とは異なり、その汎用性に実は合理性があり、期待を集める大きな理由の一つなのかなと思います。
反面で、手足が動かなかったり、目が見えなかったりする方々が過ごしにくい、平均的な人間に最適化されすぎた環境を我々はどんどん作り込んでいっているわけでもあり、人型ロボットに投資が集まるという現象の影にも目を向けたいところです。