【直撃】ベネッセMBOの仕掛け人に聞く「日本企業再生論」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「これまでのMBOはアクティビストのようなアービトラージにすぎなかった」という丸岡さんの言葉が一番刺さりました。
海外では実績のあるPEファンドですら大胆なトランスフォーメーションを成功させられず、十分なリターンを上げられていないのは、やはり経営者のマインドの部分が大きいような気がします。
そういう意味で、創業家が腹を括ってPEファンドを選んだベネッセが今後、どのように変わるのか、とても興味深いです。ホントにそうですね。
「アクティビストの延長みたいな、アービトラージ(裁定取引)が多い印象です」
PEファンドのもとでターンアラウンドして再上場した会社の有価証券報告書を見たら、MBO時の借入金が乗っかってバランスシートが汚れただけに見えるケースが多かったです。ファンドがファイナンシャルプレーで儲かっただけ、と言ったら過言かもしれませんが、そのような案件ですね。
私もMBOはこれから日本で急増すると見ていまして、今後は価値創造の部分に期待しています。「マッキンゼーのレポートによると、日本ではここ10年で1000億円以上のイグジット案件が9件しかありませんでした。 アメリカは約460件です。」
直近のスノーピークやそれこそユーザベースなど、本当にMBOや非公開化案件が日本で増えてきましたが、イグジットでの大成功はまだあまり聞かない。数年後に答えが出ますね。