公募投信による非上場株への投資について
グローバル金融羅針盤
67Picks
コメント
注目のコメント
公募投信に非上場株を組み入れるというのはスタートアップにリスクマネーを供給するという意味で日本経済成長の一助となる動きだと評価できると思います。組み入れ比率15%までというのもそんなものかなという印象です。
但し、個人マネーを日本経済の成長投資に振り向けるという取り組みは、そもそもVCファンド自体を上場させてしまうなど他にもありうると思いますので、手を緩めずに様々な規制緩和を期待したいところです。緩和自体は賛成ですが、
指摘されている通り、公募投信は馴染まないのでは。
ファンドマネージャーのスキルセットがまったく異なりますので、実務的に15%はそんなもんかとは言え、何やってるかわからない投信が出来上がるだけのように思います。
VCファンド自体の上場するほうに1票ファンド投資というのは、個別株の固有のリスクを相殺し、テイクしたいマクロなリスクファクターをリターンの源泉とする投資、という、そもそもの前提を理解する必要がある。
非上場の株のリスクをとりたいならVCに投資するのが筋で、それを個人に一般化したいならVCを上場させれば良い。そんな流動性を出せるほどの規模になると思えないが。
だが、粒々の株をまるめることで、結局は固有のリスクが相殺されて、結果のリターンを見れば東証グロース株に投資するのと変わらないものになる可能性は十分あることに留意する必要がある。