NTT「光半導体」が世界の電力不足を救う?iモード失敗の教訓を生かせるか
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デバイス間の通信は規格化されていて、それぞれの通信規格に合った半導体回路IPがIPベンダーから販売されていて、IPベンダーの多くはEDAベンダーでもあり大手ファウンドリと連携して動作検証したものを提供しています。
これらを光回路に置き換えるのであれば、同じような座組とサービス提供を誰が主体となってやりきるのかが重要でNTTが全てを網羅するのか、あるいは既存の座組をうまく活用しながらコア技術を提供する役割に徹するのか、いろんな立ち回りがありそうです。
注目のコメント
情報処理の担い手を電気信号から光信号に変革する光電融合はとても興味深い技術です。
実現に向けて様々な技術のすり合わせが必要になりますので、日本のお家芸が発揮されることを期待しています。
なお、一般的に回路ではその信号が微弱であるほど外乱に弱くなります。
実用化に向け、電磁ノイズ耐性向上が大きな課題になることも多いです。
半導体正味の値段が安くてもノイズ耐性向上にコストがかかって社会実装が進まない例もあります。
信号の担い手が電子から光に変わることで、本質的なノイズ耐性性能がどうなるのかについてもウオッチしていきたいです。光コンピューティングは1990年代には既に盛んに研究されていました。超並列計算が可能になるという期待です。しかし、半導体の進歩が凄まじく実用化が遠のいた感がありました。
電力消費低減の観点から光半導体が注目されているのですね。実用化が近いのは、ロジックは電気で伝送は光、という光電融合デバイスでしょうか。