■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 148.73/148.74 1.0780/1.0781 160.34/160.35

NY午後5時 148.18/148.19 1.0771/1.0775 159.60/159.64

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の148円後半で推移している。日銀の内田真一副総裁がこの日、マイナス金利の解除後も緩和的な金融環境を維持する考えを示したことで、円が全面的に売られた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 36863.28 +743.36 36258.84 36,206.20─36,956.97

TOPIX 2562.63 +12.68 2557.35 2,542.72─2,572.41

プライム市場指数 1318.79 +6.53 1316.22 1,308.82─1,323.83

スタンダード市場指数 1228.04 -1.10 1230.70 1,221.42─1,231.42

グロース市場指数 895.34 -2.17 899.64 890.59─903.04

グロース250指数 708.96 -0.78 711.83 705.04─715.66

東証出来高(万株) 209634 東証売買代金(億円) 55622.63

東京株式市場で日経平均は、前営業日比743円36銭高の3万6863円28銭と大幅高となり、3日ぶり反発して取引を終えた。ソフトバンクグループが傘下のアームの好決算を受けて大幅上昇し、指数をけん引した。日銀副総裁の発言を受け、金融緩和継続への思惑が広がったことも相場を支援した。終値でバブル経済崩壊後の高値を更新した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが584銘柄(35%)、値下がりは1013銘柄(61%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.005

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.005%になった。前営業日(マイナス0.006)からやや上昇した。「前日に続き、ビッドサイドの調達ニーズが強かった」(国内金融機関)という。

<円債市場> 

国債先物・24年3月限 146.56 (+0.11)

安値─高値 146.13─146.56

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.695% (-0.010)

安値─高値 0.730─0.695%

国債先物中心限月3月限は前営業日11銭高の146円56銭と続伸して取引を終えた。売り先行でスタートしたが、日銀の内田真一副総裁の発言が買い手掛かりとなって切り返した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.695%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.35─0.25

3年物 0.44─0.34

4年物 0.53─0.43

5年物 0.61─0.51

7年物 0.78─0.68

10年物 1.00─0.90