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米軍、親イラン勢力の司令官殺害 イラクで報復攻撃

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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    米軍による新たな報復攻撃だと思われます。2月2日の第一弾の攻撃は、シリアやイラクの親イラン派民兵組織の拠点、とりわけ施設を破壊しました。それでも親イラン派民兵はシリアで米軍と協力するクルド勢力に攻撃をしてきましたので、今度は「施設」ではなく「人」を狙ってきたものと思われます。米軍はこれからも少しずつ攻撃のレベルを上げていくものと思われます。
     これでも親イラン派の攻撃が収まらないようであれば、次はバビル県のカタイブ・ヒズボラの本拠地に対する大規模な空爆を行うかもしれません。
     それでもイラン国内を攻撃しない限り、イランとの全面衝突にはならないでしょう。米国はイランとの全面衝突を回避しながら、ギリギリの範囲で攻撃レベルを上げていくものと思われます。


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