サイゼリヤのパスタが絶好調、「値上げしない宣言」からの営業黒字を実現した意外な理由とは
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値上げをしない宣言→イメージアップ→コロナから解放され単価上昇→結果的の売上、利益の上昇
ここまで全てデザインされた判断、発信だと推察すると流石の経営手腕だなと
個人的にはかなりサイゼは好きで、安く美味しくお酒も飲める。子供も大人も喜べる場所で接客も近すぎなくて丁度良いんですよね
注目のコメント
「2023年9-11月のサイゼリヤの販管費比率は52.8%。前年同期間は57.7%だ。5ポイント近く下がっている。販管費の4割程度は人件費が占めている。サイゼリヤは深夜営業の廃止し、伝統だった紙の注文方式も一部の店舗で改めている。
営業時間の見直し、デジタル化によるオペレーション改善、集計作業などの簡略化により、残業代などを大幅にカットできた可能性が高い。」とありますが、この期間に売上が昨対で20%ほど伸びているので、人件費等の固定費の売上比は当然下がり、販管費比率押し下げ効果がありますので、オペレーション改善の寄与はきちんと分解分析しないと不明なのではないでしょうか。
↓IR資料
https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf001444.pdf素人の肌感覚ですが、客単価の低い層が来店しなくなったから客単価が上がっただけではないかと…
最近見かけます、来店してメニュー見て注文せずに帰る人や、少しだけで帰る人。
今日も駅ビルのトンカツ屋さんで見かけました。トンカツを食べに来たのは明らかなので、金額がお財布と合わなかったのかなと…↓
「消費者はインフレにある程度慣れ、飲食店で1回当たりに使う金額が変化したと推測できる」深夜営業やめて固定費削減し損益分岐点は改善。
その上に、客単価UPと客数UP(伴う販売数量UP)を達成して、国内事業を見事黒字化というお手本のような成果ですね。
客単価UPと客数UPはどのように達成したのでしょうか?
値上げはしていないので、顧客がより高単価なメニューを注文するか、注文点数が多くなるか、ですが、これはメニュー表の工夫や新商品の投入などの工夫でやりようがあると思います。
客数UPは、店舗数は減少している中で達成しているので、記事中にあるように消費トレンドを捉えたという要因が大きく影響していそうです。
(もちろん集客施策が無策だというわけではないという前提です)
固定費削減や客単価UPの施策をきちっと打ったからこそ、消費トレンドがより追い風になって、黒字化したと言えるので、顧客の主要購買要因はブラさずに、やるべきことをやり切る力がサイゼリヤの強みですね。