米経済、インフレ低下続く限り過度な懸念不要=シカゴ連銀総裁
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注目のコメント
グールズビー総裁によるインフレ落ち着く説の中身はこちらです。
・現状
労働市場が強すぎてインフレが止まらず利下げできないのでは?
・落ち着く説
労働生産性の向上が少ない人数で効率的に回せる経済を維持し、人数が増えないから賃金上昇も販売価格に転換するほどではないのでインフレは落ち着く
※ご本人のインタビュー動画
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-05/S8E3HYDWRGG000
インフレ目標は2%なので、直近の賃金上昇率3.2%が続くと労働生産性が1.2%なら目標内に落ち着くことになります。実質賃金の上昇率と同じです。
「米労働省が1日発表した2023年第4・四半期の非農業部門の労働生産性(速報値)は年率換算で前期比3.2%上昇」
米労働生産性、第4四半期速報値は3.2%上昇 予想上回る 2024年2月2日
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/NCMA2MODFVO67LR6SJJSWKHRNE-2024-02-01/FRBの舵取りのうまさには脱帽です。予想を上回る経済成長と、力強い雇用の伸びを維持しながら、インフレ率をターゲットである2%に近づけています。しかも、地政学的なリスクを抱えながら。