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ニジェールなど3カ国、西アフリカ共同体脱退 地域分断 - 日本経済新聞

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    アフリカビジネスパートナーズ

    今回脱退を(勝手に)宣言したのはマリ、ブルキナファソ、ニジェールの3カ国で、そのきっかけは3カ国ともクーデターが起こりそれに対し地域同盟のEcowasが話し合いや制裁を行ったからです。3カ国のクーデターに至った経緯や背景は若干違い、記事にある最初からロシアに近くロシアが後ろで手を引いた(という人もいますが)というよりも、クーデターで軍事政権が成立したあとに綱引きが行われる過程でロシアとの距離が縮まったという方が正確かと思います。一般の人々は反フランスとしてロシアをみているだけで、ロシアについてほぼ関心がないし近いわけでもない。ロシアが軍事的に強く根付いているのは、もう少し東の国々かと思います。

    ブルキナやマリのクーデーターの大きな背景としては、砂漠に巣食う過激派・テロ組織を、駐軍していたフランス軍も国内政権/軍も掃討できないまま何年も過ぎてきたことで、旧宗主国のフランスや年寄り、腰抜けの自国政権には任せてられないというものです。クーデターを起こした側やそれを指示している国民の主張は、反フランス、反政権、反年寄り、反独立後レジームであり、かつての学生運動に近い感覚も感じます。底に流れているのは、アフリカをアフリカの手に戻し、新しい世代に渡せという、改革、世代交代的な希求です。

    ただ、3カ国はいずれの国も内陸国であり、経済的には周辺国との協調によって生きている国です。ECOWASをほんとうに脱退すると、人や物の自由な行き来や関税同盟から外されることになり、デメリットが大きくますます厳しい立場に追いやられます。実際には正式な脱退手続きはしていないので、ECOWAS脱退と言い出したのは、国内向けのパフォーマンスおよびECOWAS向けの交渉であり、軍事政権は利を見ていると信じたいところ。エチオピアとソマリアの対立に見られるように、内陸国は、なにをするにも港のある国に頭を下げなければならず、なにをするにもコストがかかる。海がないことに加え、この3カ国は治安管理がとてもむずかしい砂漠を後ろに抱えている。地理的条件が厳しい国々ともいえます。


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