【議論】生成AIでデザインしたドレスが「大炎上」している
- 人気ブランドの大胆な挑戦
- インスタグラムで非難集中
- 二極化するAIのアート活用
- 「AIはアートか」論争
- デザイナーの仕事は奪われる?
- ブランドは「反省」を表明
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批判のポイントのレイヤーが分かれすぎていて、結局何が批判されているのか分かりませんでした。
1) AIがデザインした物に対する漠然とした拒否感
2) 生成AIにおける著作権等の諸問題
3) 生成AIが将来的に人の仕事を奪う
というあたりは、どれも別レイヤーのトピックなので、切り分けて議論してほしいです。
2)の観点で問題無いなら、今回のリアクションは1)に起因したものであり、その根底には3)の不安を感じる人が多いから、という感じでしょうか。
アートやデザインに生成AIを利用すると、このように激しく非難されます。その背景には、創造性は人間固有の能力であり、人の尊厳を損なってはならないという価値観があると思います。だからAIという偽物に対する不快感が生まれます。
一方で、AIなどただのツールに過ぎないと考え、AIを使って新たなアートを生み出そうとするアーティストもいます。工業デザイナーなら、むしろAIを使い倒して生産性を上げよ、というプレッシャーを受けるでしょう。
そう考えると、誰も勝てない高みに達した将棋AIが登場したのに、むしろ人気が高まった将棋界は稀有な成功例ですね。
自分で考えたデザインを生成AIで修正するのであれば問題なかった?それもダメなのでしょうか。生成AIというだけで嫌悪感を示す人がいます。Adobeのフォトストックには、生成AIを使ったものが溢れています。この流れは止められない。
かつて日本では、浮世絵がありましたが、印刷技術によって衰退しました。新しい技術で彫り師や刷り師は行き場をなくしました。彼らを維持するために印刷を使うなとはいえません。時間は流れています。
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