有効求人倍率、2年連続改善 1.31倍、コロナ禍前戻らず
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12月単月の労働力調査を見ると、雇用環境はやや悪化しています。
というのも、完全失業率は前月から▲0.1ポイント低下の2.4%になりましたが、主因は労働参加率の低下によるものだからです。
実際に内訳を見ると、完全失業者は前月から▲8万人減っていますが、一方で非労働力人口が+12万人も増えており、結果として就業者数は前月から▲12万人減っています。
一方で雇用者数は前月から+19万人増えてますので、雇用者数には含まれないが就業者数には含まれる個人事業主やフリーランスが大幅に職を失っていることが推察されます。