2023年下半期に話題となった「オフライン広告」 立地よりもコンセプト・余白・演出で拡散を狙う
MarkeZine
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コメント
注目のコメント
話題になっただけあって非常に面白いOOHのクリエイティブがまとめられています。
OOHの本来的な価値は、たくさんの人が集まる場所に掲出することによって、より多くの接触を狙うことにありますが、単なる接触率だけで語ることができない、アイデアに溢れた巧妙なクリエイティブが増えていることを感じます。
ネット広告・SNS広告が嫌というほど大量に増えていることを背景に、むしろOOHのようなオフライン広告の価値が際立つようになっていて、「セレンディピティ」「偶発性」「自分だけが見つけた物」といった希少性にも近い価値観が、OOHに向けられるようになっているのかもしれません。
もちろん有名な企業・商品であるからこそ、そうした広告の希少性が認められるものではありますが、すべての企業にとって、オフライン⇄オンラインでのマルチチャネル&オムニチャネルのプロモーション展開が鍵になっていると同時に、消費者におけるコミュニケーションチャネルが非常に複雑化してきていることを改めて感じさせられます。OOHは限られた場所に設置した上でユーザの能動の対象になると、往訪からの「行ったよ!」という価値拡散に繋がりますしね。楽しいクリエイティブが多いので、今後増えそうです。ここにもフィジカルな場としての強みの回帰があるかと。
OOHファンとしては、良い流れ!
こういうメディア開発はブランディングにもつながるなあ、と。
デジタルやパーソナライズとは逆行しているのもまた面白い!
日本ではダメだろうけど、高速道路のトンネルの入り口を
掃除機の吸い口に見立てたOOHがどこかやってたなぁ!
ナショナルジオグラフィックのOOHもよかった!