「痛みをともなう笑い」をネタにするバラエティ番組は本当に悪なのか?元テレビマンが覚える違和感
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子供に見せたくない番組からクレヨンしんちゃんも生まれて今や欠かせぬファミリーコンテンツに。熱湯風呂だって本人の限界と逆にダメージにならない適温調整のギリギリを攻めるノウハウがあり、素人がやると失敗する技巧のすり合わせ技術になっている。
コンプラのグレーラインにこそ、クリエイティブは転がっていない
注目のコメント
信じられない暴論。
「出演者側にもメリットがある、もしくはメリットを期待できる状況」にある暴力的な笑いはパワハラと別だというが、その例とし『売名できるからメリットあるだろ』と言う。
これ、上司が「酒を一気飲みすれば昇進できるかもよ。ツライかもしれないけど昇進というメリットがあって本人がやるならハラスメントじゃないよね?」と言っているのと同じでしょ。
規制によりクリエイティブさを失うという意見も、人をぶん殴って笑いを取るってことはそもそもクリエイティブじゃなくて安易な逃げじゃないんですか?タバコを吸わないとクリエイティブは失われるって言って、今もオフィス執務スペースでタバコ吸うタイプですかね。>「出演者側にもメリットがある、もしくはメリットを期待できる状況」にある場合
痛みを伴う笑いがいいかどうかは別として「メリットがあればいい」という発想がそもそも現代社会に合わない。令和ではなく昭和でも合わない。その理屈で言ったら、この著者は、売春はお金払うから双方にメリットあるよね、つう話を支持する人だってことになっちゃう。
メリットデメリットではない部分で話を進められないなら、むしろ、痛みを伴う笑いを縮小させる側の意見となってしまうよ。
※あと「子供が真似するから」って言ってる視聴者は、ただ何でもギャーギャー言ってる人もいるだろうけど、「過去、自分が似たようなポジジョンで笑われるのがつらかったことを思い出されるので 子供はー と誤魔化して言ってる人」の可能性があることも想像力を働かせていきたい。ただ、だから何でもテレビにするのはやめましょう、という話も違う。人生はちょいちょいつらいことがあるものだから。