[ワシントン 22日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長は22日、供給網が過去数年間で多様化したため、米経済は中国の景気回復の停滞で大きな影響は受けていないとの考えを示した。

ブレイナード氏はブルッキングス研究所が主催したイベントで、アジアの他の国や中国経済の発展により密接に関係している国は影響を強く感じていると語った。

「米経済は過去数年でかなり多様化を進め、さまざまなデータにそれが表れている。このため、中国の精彩を欠く回復は米経済に特に強い影響をもたらしていない」と述べた。