人口減、雇用や経済発展に影響=転換期迎えた中国
コメント
注目のコメント
中国の人口が減ったという2年前のニュースは衝撃でした。しかも、出生数に見られる減り方が尋常ではありませんでした。政府が二人っ子政策を導入した時には本当に増加する期待から日本のビジョンなどの株価が上がったほどでしたので、反動の失望は大きかったです。人口減少はそっくりそそまま経済成長に直結します。日本では子供向けマンガ雑誌の発行部数激減、新設住宅戸数激減が起こりました。同じことが中国でも起きると思います。かつては中国の経済規模が米国を抜くのは時間の問題と見られていましたが、今はもう抜くことはない、に変わっています。
人口減少は将来、長期にわたり中国社会に大きな影響を与えますが、足元への影響を過大に見積もるべきではありません。現在起きているのは教育高度化に伴い、非熟練・肉体労働を選好する労働者の減少や、大都市への人口移動に伴う一部地域の過疎化、定年引き上げの遅れに伴う労働者減少といった問題のほうが影響が大きいと見ています。
政策的に解決出来る部分も多いはずですが、国民の抵抗感が強く、なかなか改革が進みません。インドも同様ですが、中国は本当に正確に人口を把握しているのでしょうか?
いずれにしろ、母数が大きいので減る時もダイナミックに減少するのでしょう。
しかも、アメリカのように移民では人口が増えない共産主義国家です。