サウジアラムコ、ベンチャー投資1兆円 再エネ費用低減
日本経済新聞
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2017年にソフトバンク・ビジョン・ファンドがサウジ政府系ファンドから資金調達して、10兆円の巨大ファンドを立ち上げ、世界を騒然とさせました。
しかし、2018年に米国とサウジの架け橋だった米ワシントンポストの記者、ジャマル・カショギ氏が殺害されました。これを受け、米国とサウジの関係は急激に悪化。
シリコンバレーでサウジマネーで資金調達することはタブーとなりました。しかし、数年が経ち、市況の悪化で著名VCでもファンドレイズに苦戦し始めていることを受け、密かにサウジマネーを求めるようになりました。
23年4月にはサウジ政府系ファンドのSanabil Investmentsがポートフォリオを公開すると、米国のVC/スタートアップ40社以上に出資していることが明らかになりました。
https://www.sanabil.com/en/our-partners
これを受け、サウジマネーを求めていいんだ、という雰囲気になっていることも追い風となり、このタイミングでサウジアラムコはこの計画を立てたのかなと思います。
ちなみに昨年、日本のテラドローンがアジアで初めて、サウジアラムコ傘下のVCから資金調達しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000260.000020194.html
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