アマゾン、企業向け商取引サイト「アマゾン・ビジネス」発表
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多くの企業にとって、適切な取引先を探し⇒見積を取り⇒(価格交渉し)⇒取引口座を作り⇒発注し⇒納品を管理し⇒支払う、という工程を管理するのは大変な手間。
会社によっては、各部署ばらばらに発注していて、結局合計いくら買ったのかもすぐにはわからない、ということも。
これに対して、日本ではアスクルとか大塚商会などが「購買プラットフォーム」というソリューションを提供しています。
顧客各社専用のECみたいなもので、部門ごとの購入実績管理ができたり、支払額集計ができたり。(但し、基本は少額でばらばらと買うものが中心。それでも合計すると相当な額になります。)
海外プレーヤーでは、SAP配下のAribaがSaaS型サービスでは圧倒的に強い。他にも、様々なプレーヤーがしのぎを削っています。
もし、AmazonもただのECではなく、この「購買プラットフォーム」の市場に参入するということなら、競合は上記SAPなどのSIやIT大手。
実は相当大きなマーケットなので、結構大きな話。
【追記】
なお、上記は事業そのものに使うものではなく、「間接材」領域の想定ですが、事業そのものに使う「直接材」の調達も、それはそれでシステムソリューション会社やアウトソーシング会社、コンサルなど様々なプレーヤーがしのぎを削る世界。グローバルではIBMなどがこの領域で存在感を発揮しています。Amazonがここまで踏み込んだらさらに面白いですね。
(だいぶ雑に書いてしまっているので、不正確な部分もありますがご容赦ください。)
【追追記】
あ、一番わかりやすい競合はもちろんAlibabaですね。彼らは基本はBtoBのプラットフォームです。この戦いが一番面白いかもですね。最近のアマゾン、インパクトのある発表が続いています。今度はBtoB、今まで無かったんですか..!?日本でもされたら大変(同反応)。
元の「アマゾン・サプライ」で検索したら、こんな記事がありました。
アマゾン「卸売業界支配」へのカウントダウン(ForbesJAPAN)
http://forbesjapan.com/summary/2014-10/post_634.htmlB2CからB2Bへ。ごくごく自然な流れです。
ビジネス向けECサイトといえば、モノタロウ。売上高500億円に迫る知られざる優良企業です。
http://s.rbbtoday.com/article/2015/04/30/130936.html