ベースフード、売上予想「20億」下方修正。カビ発生・自主回収で
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昨年、カビの発生で約76万袋の自主回収を発表したベースフードの決算。
自主回収の影響が約20億ほど出ており、期初予想を下回る下方修正を発表していますが、それでも売り上げの成長率は十分すごいなと思います。
一方、来季以降にこれが本当に回復するのかと言う部分については、よく分からず。新商品投入や広告戦略など、これまでの成長戦略が戻ってくれば十分伸びそうではあるのですが、その前提としてベースフードの食の安全・安心が認知されることが必要不可欠だと思います。
その点で見た時に、結局カビが発生した問題がはっきり開示されていないのが気になるところです。
ベースフードは対策としてざっくり「保守管理をしっかりやって製品も改良します!」と言ってるわけですが、初動で「輸送時の包装容器の破損」→「そうじゃないかもしれないので自主回収」とした後、情報が出てきていません。
OEMでカビが確認されたロットを製造したリョーユーパンも「自社のほかの商品の製造環境は問題ない」とコメントを出しているので、ベースフードの製造ラインの中で何かしらカビが発生しうる条件があったと推察されます。パッケージに問題があるなら他のOEM先でも同じ現象が発生しそうだし、となると結局何がどう問題だったの……と、いち消費者としては結局もやもやしてしまいます。
リョーユーパン唐津工場での製造・出荷は現状も止まっていますが、今後大きく羽ばたこうとしているスタートアップだからこそ、食の安心・安全に対する姿勢に注目しています。
※1月19日ベースフードから質問に対する回答があったため、記事を追記しました。カビが生えるという完全にネガティブな出来事ですが、カビのまったく生えないパンほど怖いものはないです。
一健康マニアとして、そのようなパンの売り上げがもっとも多いという現状が変わっていくと良いなとも思っています。しっかりと事業成長はされていますよね。BASE FOODならびに完全食はまだまだ認知と配荷は伸ばせるんだろうなと思います。
ただ、たまに食べるのですが、本当にどこまで身体に良いものなのかというのはたまに考えます(これで栄養が本当にとれているのか等など)。
健康食品業界はエビデンスなどと同じぐらいブランドイメージやレピュテーションが重要なんだろうなと思います。