【坂井風太】人材育成と子育てには「共通点」がたくさんある
コメント
注目のコメント
Life Quest最終回は、人材組織のプロ・坂井氏が考える「子育てと人材育成の共通点」についてです。
人材育成・マネジメント支援をしながら子育てもする坂井氏。
人生設計が崩れて、もうダメだと感じたとしてもひとつひとつ積みなおしていけばいい──。人生を「積み木」になぞらえて考える部分が個人的に心に残りました。
子育てに限らず、「大きな物語」が崩壊し、自分の人生を自分で決めねばならない現代を生きるうえでも重要なヒントを語っていただきました。
今回のLife Questでは、人生のすべてにおいて卓越した当事者意識を持ち、インプットとアウトプットを徹底する、いい意味で一種狂気的な坂井氏の姿を5回にわたってお送りしました。
次回のLife Questもぜひご覧ください!
🔗過去の記事はこちらから:
📍第1話
https://newspicks.com/news/9442984/
📍第2話
https://newspicks.com/news/9443018/
📍第3話
https://newspicks.com/news/9444111/
📍第4話
https://newspicks.com/news/9444171
✂=================================✂
以下、こぼれ話です。
取材当時、私は就職先選びを少し悩んでいたので、坂井氏に「最終的に何を企業選びの軸とするのが良いんでしょうか」と伺ってみました。
そうしたら「ポジションと人ですね!」と快闊な口調で返していただきました(長くなるので割愛しますが、理由もしっかり添えて)。
時々笑いも飛び交う取材でした。坂井氏の聡明なのはもちろんなのですが、さまざまな経験を経たからこそにじみ出る深み、寛容さには改めて感じ入っていました。お話いただきありがとうございました!子育てでも人材育成でも、「期待」と「呪い」は紙一重。
過度に期待値を上げ過ぎることでそれがプレッシャーや足かせとなり、逆にそれを回避しようと、期待や愛情の総量が足りなければ心の支えや拠り所がなく簡単に折れてしまいます。
親や上司は、人を育てる場面で、予め自らの知見や経験をもとに先廻りして失敗を回避させようと「失敗経験」から子どもや部下を遠ざけてしまいがちですが、大事なことは、失敗経験から学ばせ、次なるチャレンジを生み出すためのサポートに徹することではないかと思います。まったくその通りですね。
「親ガチャ」や「上司ガチャ」なんて言葉もありますが、自分ではどうしようもできないことで悩んだり思考停止に陥ったりして、チャンスを逃してはもったいない。