[ドーハ 11日 ロイター] - アジア・サッカー連盟(AFC)は11日、今月開幕のアジア・カップ(杯)で山下良美審判員が女性として大会初の主審を務めることを発表した。

山下審判員は13日に行われる1次リーグB組のオーストラリア─インドの試合を担当。副審は坊薗真琴、手代木直美の審判員が務める。3者は2019年のAFCカップ、22年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、昨年のJ1でもチームを組んだ。

日本初の女性プロ審判である山下審判員は女子ワールドカップ(W杯)でも笛を吹いた経験があり、22年男子W杯では史上初の女性審判員の1人に選出された。

アジア杯は今月12日から2月10日にかけて開催される。