東証午前終値3万5000円突破 一時バブル後の最高値更新
共同通信
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大型株が堅調です。 NISAスタートで、誰もが分かる、大型株に資金が向かいやすい流れです。本日の日経平均はPER 15.24倍で、16倍に迫りつつあります。
1990年2月23日に3万5千円を割って以来、始めて3万5千円台をつけたわけですね \(^o^)/
とはいえ、日経平均終値の史上最高値は1989年12月29日の38,915円87銭です。ムードに乗って上がり続けた株価が1990年1月4日の大発会を境に下げ始め、僅か2か月足らずでここまで落ちたということでもあるわけです。そして同年末には23,848円になっていた。日経平均が最高値を付けた日に投資顧問会社に別れをつげて同社を所管する部門に移っていた私は、この暴落で左遷されたり会社を去ったりした財務担当者の話を多く見聞きしています。投資顧問会社の営業担当者が、俺は自殺すると目の前でロープを持ち出されたこともあったとか。
株価の好調はご同慶の至りではありますが、先のことは誰にも分からないとあらためて認識しておくことも重要なんじゃないのかな・・・ (・・;日経平均が35000円を越えたところで、PERは15.5倍となります。過去15年の日経平均PERは、景気後退に伴う企業業績不振の時期(分母が小さくPERが異常に高い)を除くと、おおむね15倍を中心として、12~18倍の間にあるようです。日本企業の稼ぐ力を理由に株価が上昇するには、企業業績が、現在の既にかなり高い水準から、もう一段、レベルアップしないと難しいかもしれません。