(英文の訂正により、見出しおよび本文中の「インフレ期待」を「インフレ見通し」に訂正します)

[パリ 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は9日、インフレ見通し(訂正)がECBが目標とする2%と整合的な水準に落ち着いたと確認されれば、年内に利下げが実施されると述べた。

ビルロワドガロー総裁は金融業界に対する年頭挨拶で「ECBは今年、インフレ見通し(訂正)が2%にしっかりと固定された時点で利下げに踏み切る」と表明。ECBはデータに従って決定を行うとし、利下げの時期については明言しなかった。

市場ではECBは3月、または4月に利下げに着手するとの予想が出ている。