2024/1/9

【体験談】東京を脱出して初めて気づいた「3つのこと」

NewsPicks 金融ジャーナリスト
2023年は、物価高騰、日本経済の地位低下、税金や社会保障費の増加といった懐事情が苦しくなる出来事が目立ちました。
コロナ禍で注目されてはいましたが、将来の見通しが厳しくなるなか、低コストで快適に暮らすための選択肢として「地方移住」への関心が再び高まっています。
東京の住宅価格や家賃は高騰していますが、田舎に行けばタダで手に入る空き家があります。仙台や博多のような地方都市でも、東京よりは安く住めます。
家賃を減らして浮いたお金を他のことに使ったり、その分の労働時間を減らしたりすれば生活の質は上がるでしょう。
おいしい食事、温泉、自然の風景、アウトドアスポーツを手軽に体験できるのも地方暮らしの良さです。
一方、地方に住んだのはいいものの、田舎特有の人間関係や環境になじめなくて失敗するケースも珍しくはありません。
「地方暮らし」にはどのようなメリットとリスクがあるのでしょうか。重要な3つのテーマに絞って、実際に移住したビジネスパーソン3名に話を聞きました。
藤原萌さん(31歳女性)静岡出身。東京の広告会社、沖縄の広告会社を経てフリーランスのマーケターに。2019年に沖縄県の北谷町に移住

Sさん(40代男性)東京出身。総合系コンサルティング会社にリモートで勤務。2023年秋に千葉県館山市に移住

Kさん(30代女性)東京出身。大手IT企業に入社しマーケティングを担当。現在は宮崎県の企業でマーケティングやPRを行う。2023年に宮崎県宮崎市の青島に移住
INDEX
  • ①地方に行く理由は?
  • ②生活費はどうなった?
  • ③人間関係は面倒か?

①地方に行く理由は?