【中国】NEVを蓄電池に活用、送電網と接続強化へ[経済]
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EVを蓄電池として活用するのはまだ試行レベルという位置づけです。ここ2年、小型分散式の系統電池が流行っていることもあり、中国は再エネ活用の重点として推進しています。
もう一つ、重要なのがEVや他の蓄電池への充電を電力余剰がある時間帯に行うこと。こちらは記事で「25年には電力需要の少ない時間帯の年間充電量を試験都市で6割以上、家庭用充電器では8割以上に高める目標だ」と取りあげられているように数値目標がついた、より喫緊の課題です。
【关于加强新能源汽车与电网融合互动的实施意见(发改能源〔2023〕1721号)】-国家发展和改革委员会 https://www.ndrc.gov.cn/xxgk/zcfb/tz/202401/t20240104_1363096.html送配電網が細い地域はバッテリー交換式、都市部は充電式と棲み分けようとしていたので、V2Gは都市部のということか。
ChaojiならV2Gも可能ですが、テスラのスーパーチャージャーだと不可能。中国に需給調整市場が存在したのか知りませんが、系統(送電網)安定ではなく配電網のマイクログリッドでも作って自国産EVをアグリゲートするように読めます。
さまざまな懸念が考えられますが、折角普及したNEVを活用しない手はない発想なのだと思います。