[エルサレム 2日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘終了後もネタニヤフ首相に続投を望むイスラエル国民の割合は15%にとどまった。2日発表された世論調査で分かった。

ネタニヤフ首相は、ハマスが拘束している人質解放には強硬な軍事圧力が不可欠としている。

イスラエル民主主義研究所(IDI)が12月25─28日に実施した調査では、人質を取り戻す最善の方法について、軍事攻撃の継続と答えた割合は56%、イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人の釈放を含む交換取引との回答は24%だった。

ネタニヤフ首相に戦闘終了後も続投を望む割合は15%にとどまり、ライバルで戦時内閣に参加しているガンツ前国防相に期待する割合が23%だった。約30%は支持する指導者はいないと回答した。

昨年12月の前回調査では、69%が戦争が終わり次第選挙を実施すべきと回答していた。