[オスロ 2日 ロイター] - デンマークの海運大手APモラー・マースクは2日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での商船への攻撃が相次ぐ中、コンテナ船の紅海航行を当面停止すると発表した。

フーシ派の武装集団が12月31日にマースクのコンテナ船への乗船を試みたことを受け、マースクは紅海の航行を48時間停止していた。

マースクはこの日の声明で「事件の調査が進行中で、変化する状況を精査する間、引き続きこの地域における全てのコンテナ船の通航を一時停止する」と発表した。

ドイツの海運会社ハパックロイドは少なくとも今月9日まで紅海を迂回(うかい)を継続し、アフリカ南端を経由するルートで運航するとした。