「テレビを見てないで逃げてください」 NHK女性アナの絶叫調呼びかけにSNSで称賛
産経ニュース
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京都大学防災研究所で特任教授を務めます。情報の発信・共有を注視しています。
311の2万人を超える死者はほぼ津波の被害でした。逃げなかったからでした。「にげろ」の3文字が足を動かすほどに届かなかった。どう届ければよいのか。メディアは教訓を踏まえ、マニュアル化し訓練しています。今回、その成果があることを祈ります。偽情報対策という課題にも迫られています。よろしくおねがいします。強い口調で呼びかけするのには理由があります。
災害から命を守るために、13年前の東日本大震災で救えなかった命を救うため、多くの悩みや葛藤の上でこのような呼びかけになっています。被害エリアの方や、そうでない方も、今自分ごととして考えてください。
「東日本大震災を思い出してください!」その時、ことばで命を守れるか。NHKアナウンサーたちの10年|NHK取材ノート https://note.com/nhk_syuzai/n/nadc4f357d7f9?sub_rt=share_b絶叫調のアナウンスに最初は驚きましたが、別のアナウンサーに交代しても同じ調子が続いたので、これはNHKが意図的にやっているのだと思いました。聞いている人によってはパニックに陥るリスクもありますが、そのマイナスより避難を強く促すメリットをとったのでしょう。なにしろ今回は滅多にない大津波警報が出されたので効果はあったのではないでしょうか。今後、聞いた人がどう受け止めたのかなどの検証は行われるでしょうから、次の参考にしてもらいたいです。