Amina Niasse

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が28日発表した11月の中古住宅販売仮契約指数は前月比横ばいの71.6となった。市場予想は1%上昇だった。

前年同月比では5.2%低下した。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利の低下により、11月に正式な契約書を提出する住宅購入者が増えたわけではないが、ロックボックスの開錠件数が増えたことからも分かるように住宅購入への関心は高まっている」と指摘。「12月には住宅ローン金利がさらに低下し、直近付けた金利のピーク時から月額300ドル程度の節約につながるため2024年の住宅販売は改善するだろう」と述べた。

地域別では、西部と北東部がそれぞれ4.2%、0.8%増えた。一方、南部は2.3%低下した。