[フランクフルト 22日 ロイター] - 仏自動車大手PSAプジョー・シトロエン(プジョー)と米コンピューターサービス大手IBMは22日、インターネットを介して自動車を各種店舗やネットワークなどに接続し、利用者の利便性を高める新たなサービスの開発で提携したと発表した。

両社が前年に発表した提携計画の一環で、期間は7年。金銭的な条件は明らかにしていないが、両社はパリに開発センターを設立。IBMが他の自動車関連企業と開発しているさまざまなネットワーク接続プラットフォームに乗用車を接続し、米グーグルや米アップルなどが提供する「インフォテイメント」の枠組みを超えるサービスの開発を目指すとしている。

IBM幹部は、乗用車を小売店と接続させることも考えられるとしている。