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メキシコで「マヤ鉄道」開業 総額4.1兆円、財政を圧迫 - 日本経済新聞

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  • 上智大学 英語科

    メキシコの産業と聞いてなにを思い浮かべるだろうか。自動車生産大国であることは有名な話であり、実際に国内の産業は車を含めた製造業、鉱業の占める割合が高い。しかしメキシコにはそれ以外にも豊かな自然、そして神秘に満ち溢れた歴史がある。ユカタン半島を中心としてマヤ文明が4〜9世紀に発展しこれまで多くの遺跡や遺物が発見されている。そんな南部の観光産業を盛り上げようと現アムロ政権はマヤ観光鉄道建設を急ピッチで進めている。確かに、遺跡の多くは中心地から離れているところに位置するため名所を回れる鉄道が開通することでさらに多くの観光客を引き入れることができるであろう。実際に南部のメキシコ貧困率は50%を超えており、鉄道開通により政府は50万人の雇用創出を約束している。このように観光業の促進と雇用機会の拡大が期待される一方で、地域住民や専門家の多くから周辺地域の環境汚染問題に対して不安な声が上がっている。十分な予算が環境調査に使われていない点、また地域住民の見せかけな投票などから、鉄道が通り抜ける森林の環境保護や先住民の意見を無視して強引な計画が進められているのではないかと懸念されている。政府が大きな力を持って国の経済を発展させる反面、同じ力を使って弱い立場の人々や動物が危険な状況に置かれている。
    <参考文献>
    NHK: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231216/k10014289841000.html
    JETRO: https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/12/b0fa9529d503c963.html


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